服・ファッションのこと

今年の2月頃、店頭から不織布マスクが消えた事を受け、私の勤める会社では、布マスクが全社員に配布されました。

それは大変ありがたく感じたのですが、その布マスクが、リブ編みのコットン生地、水色のドットで、小花が散らしてあるような柄で、パッと見た感じが、女児用パンツなのです。

 

今でこそ、柄付きの布マスクが市民権を得ていますが、まだ2月頃は不織布マスクが主流で、布マスク自体珍しく感じていたこともあり、思わず大きな声で、「これはパンツ!パンツの生地ですね!」と言ってしまいました。

私はもともとお喋りな方ではないので、会社では寡黙な印象があると思うのですが、急に、私が大きな声で「パンツ!」というので、周りの方は少し面食らった様子で、しかし「本当だね」と同意してもらうという大人の対応をしていただきました。

 

そのパンツ柄マスクは、不織布マスクが手に入らない期間、ありがたく使わせてもらいました。

いまでもそのマスクを見るたび、上長や同僚の面食らった表情が目に浮かびますが、やはり使うにあたり、初めに、パンツに見えることを指摘しておいたことで、モヤモヤせず使えたように感じます。