我慢できないこと

わたしが最近我慢できないことは、近所にある幼児向けの塾の「英才教育専門塾」という謳い文句にツッコミを入れてしまうことです。

英才教育専門塾、というのがよく理解できないのです。

たとえば、プロ野球選手を父にもった息子に対して、「野球の英才教育を受けて育った」と言いますし、歌手と演奏家が両親であれば、「音楽の英才教育」と表現します。英才教育と言っても、色々な種類があるように感じてしまい、その塾の前を通るたびに、「なんの英才教育なんだ!」と頭の中でツッコんでしまうのです。

おそらく、その塾が意図するところは、社会的な成功を収めるための幼児向け教育なのだろうということは分かっております。

しかし分かっていても、その塾を見るたびに、「芸術の英才教育なのか?」「語学の英才教育か?」「料理の英才教育かもしれない!」など、あらゆる英才教育を受けている子どもたちを想像し、その将来に対し勝手に想いを馳せてしまいます。